今回はブログについての話。
私がブログを書く上でどんな事を考えているのかの意見表明のような感じです。
新しい技術や物が産まれるという事の意味
新しい技術には旧来の制度や特権を破壊する機能が少なからずあります。
現在人間とコミュニケーションを取れるAIが開発され、既に発表されているようです。将来的には異言語コミュニケーションをリアルタイムに仲介できそうで、ワクワクしますね。
少し前の時代、通信の進化によって、目上の者と話すために何重もの手続きは要らなくなったし、付き合いの強さによって取次が増えて、アポイントを取るまでの期間が長くなる事もなくなりました。
電話も携帯電話の発達で家族のコントロールを離れて、個人のものになり、自分の子どもが誰と何をしているのか一切わからなくなっていて、家族の秩序みたいなものは破壊されつつあります。
秩序の破壊されたカオスの中で、他人が何を見て、何を考えて、何を思うのかわからなくなってギスギスした世の中になっているような気がするんですよね。
カオスの状態になって、面白いものの見方をする人間が増えて色々な化学反応が起こりやすくなったことも事実。人を信用できない、理解できない世の中になっているのも事実。
想像してみてください。勤めている会社のおっちゃんにVR chatの話をして理解できる人が何人いますか?大抵、変なものを見る目で、何か新しいゲームの話だと思われて終わりじゃないでしょうか?
話を本筋に戻します。
今の世の中に必要なのは、自分がどういう考えで、どういうものの見方をしているのか表明することなんじゃないかなぁと思うわけです。
そうする事で、興味ある分野が細分化された世の中で、まとまりが再構築できるんじゃないかと考えた次第です。
ツイッター、ブログ、動画サイト何でも良いから発信する必要のある時代
これからの時代はすべての人間が情報発信して、自分の頭で情報を取捨選択する時代が来ます。
ネット上には洪水のように情報が溢れていて、少し前にあったキュレーションサイト問題のように、信用ならない情報もたくさんあります。
信用できる情報の取捨選択、正確に発信する事、この2つさえ出来れば、まだ信用は勝ち取れる時代です。
もっと突っ込んだ事を言うと、コミュニケーションの中身がリアルな会話から、デジタルな文書でのコミュニケーションになって、誤解の生まれる余地がどんどん大きくなります。
そんな状況なので、ブログ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、何でも良いです。自分の思いや考えを正確に伝えるにはどうすれば良いか考えた経験は大きな財産です。むしろ、やっとかないとヤバイ。
加えて、ブログやツイッターで自分の意見に触れた状態の人と会う場合、初対面でも非常に話しやすいです。ホントに。
現代人はコミュニケーションが苦手って言われてますけど、コミュニケーションのあり方が変わって、適応している最中というのが正確な姿なんじゃないかと思うわけです。
新しいコミュニケーションにおいて重要なのが、『熱量』
既存のメディアに決定的に足りていないものですよね。
テレビについて荒れる事が増えてきたこの頃ですが、荒れる時のパターンって熱量が足りていないか、倫理に反する時です。
大体が
- 数字を取りに行っているのが丸見え
- テレビの内輪で盛り上がって周りに迷惑をかけている
- 結論ありきの編集
で荒れてますよね。
昔はメディアのほぼ全てを組織が握っていたので、編集は有効だったんだと思います。
でも、今はネット上でコミュニケーションが取れる以上、編集が入っているかどうかなんて一瞬でわかってしまいます。
『事件の全貌を明らかにして社会へ問題提起をする』ことが重要なニュースが、気に入らないもの叩き、内輪ネタ、ただの煽りになっているから『報道するべきものはそれじゃないだろう』という批判が後を絶たない理由になっているように見えます。
週刊文春はスキャンダルを立て続けにスッパ抜いて話題になりましたが、写真週刊誌があるべき『スクープを取ってくる事』へ異常な熱量を持って出版した事がウケているのであって、スクープだけが原因だとは思えないです。
テレビ番組だってナスDさんが売れたのはそういう事でしょう。
今の個人は『カオスの時代』に揉まれただけあって、どれだけ真剣に取り組んでいるかに相当敏感だと思ってます。
自身の存在意義の定義が容易で、既存のメディアよりもフランクに接する事ができる個人メディアは、熱量を伝えるにはピッタリ。
既存のメディアを超える個人メディアが出てくるのも時間の問題なのかなと思ってます。
最後に
- 興味関心があっちこっち向いてるカオスの時代になった
- 理解してもらう努力はやっといて損ないよ
- なによりもアツさが足りない!
って話を長々としました。
せっかくブログをやるなら一つの事に特化するよりも、ここまでに書いたような『自分の思い』が無いと何か違うなぁと思い至ったので、雑記コーナーを追加した次第です。
どういう事を考えてるの?ってのがわかる記事を雑記では書いていくので、今後ともよろしくお願いします。
という事で雑記でした。