240Hzモニターも値下がりして手を出しやすくなってきましたね。
出たばかりの時は6万円以上しましたが、現在では3万円あれば足りてしまいます。
ゲームによってはマウスやコントローラー以上に重要なのがモニター。
今回の記事ではゲーミングモニターの肝である応答速度や駆動方式を解説し、現時点で有力なモニターをご紹介します。
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そもそも240Hzって何?リフレッシュレートとは
リフレッシュレートはモニターの画面が1秒間に何回移り変わるかを指す指標。
テレビやごく普通のモニターは大体が30〜60hz駆動。ゲーミングモニターになると120や144hzで駆動します。
240hz駆動モニターxl2540のレビューと240hz駆動の為の周辺機器について
240Hzを出す方法や、必要な周辺機器はこちらの記事で詳しく解説しています。
GTGって何?モニターの応答速度とは?
モニターの色変化のキレを指すのが応答速度。
白→黒→etc…と変化するときに何秒かかるのかの数値です。
この値が低ければ低いほど残像が出にくくなり、視認性が上がります。
よくナンチャラms(GTG)と書いてあったりしますが、(GTG)はGray To Grayの略、中間色から中間色への変化速度を指します。
要するに実用的な色変化時の速度のこと。
FPSや格闘ゲームをするなら1ms以下のものを選びたい所ですね。
ちなみに応答速度だけを考えると遅延0Fのブラウン管テレビが最強。
スペック表によく書いてあるTN、VA、IPSってなに?
液晶パネルの駆動方式は、TN、VA、IPSの3種類に分かれます。
- TN コスト低い、応答速度速い、色微妙
- VA コントラストに強い、TN以下の応答速度
- IPS コントラストに強い、応答速度を速めるとクッソ高くなる
ゲーマーが知っておく必要のある要素はこんな感じ。
VAは映画などの映像コンテンツを見る用。
FPSやアクションゲーム用途ではTNかIPS液晶のモニターを選択するのが吉。
グレアとノングレアってどう違う?
モニターの電源を消したときにイケメンが映るのがグレア、何も映らないのがノングレアです。
冗談です。
グレアパネルは表面がツヤツヤしているため、外からの光を反射しやすいパネル。
ノングレアパネルは外光の映り込みが少なく、長時間の使用でも目への負担が軽いのがウリ。
その分、画面が白っぽくなり、発色やコントラストの美しさで劣ります。
長時間ゲームすることを考えればゲーマー向きなのはノングレア。
I-O DATA EX-LDGC251UTB 24.5インチ 240Hz 0.6ms TN
現時点での240hzゲーミングモニターの最右翼がこれ。
ガンダムで言うところのガンダムみたいなやつ。
応答速度は脅威の0.6ms(オーバードライブレベル2設定時)。
パネルはTNのノングレアです。
暗い部分をより暗く、明るい部分をより明るくし映像にメリハリをつけるエンハンストコントラスト機能、暗い部分を明るくし、階段下などに隠れた敵も視認しやすくする「Night Clear Vision」で自分好みの映像にカスタム可能。
スルーモード機能で内部フレーム遅延わずか約0.05フレーム(0.22ミリ秒)…と商品説明に書いてますが、言いたい事は「内部の信号処理がチョー速いからラグ少ないよ」ってコトです。
PCで処理される情報とモニターの情報にはラグがあり、ラグの内訳は「グラボでの遅延(FPS)」+「モニターでの遅延(モニター内部処理)」+「モニターの映像切り替え遅延(応答速度)」になります。
また、グラボのフレームレートとモニターのリフレッシュレートに差があると、モニターへ送信される前に次のフレームの描画が始まってしまったり、描画が終わっていないのにモニターへ送信されてしまったりといったことも…
これを解決するとなると、グラボの描画タイミングとモニターのリフレッシュレートを合わせることになるのですが、そうなると今度はグラボの描画が遅れた場合にモニターの画面を書き換える事が出来ず、カクついたような動きが出てきます。
AMDのFreeSync、NVIDIAのG-SYNCはこのような状況を引き起こさないようにする機能なのですが、「そんなもん無くてもエエんじゃ!そもそもワシの遅延が短けりゃエエんじゃ!」とパワープレイでねじ伏せたのがこのモニター。
AMDがNVIDIAのG-SYNCは表示遅延が出るぞ!と言っていたり、G-SYNC用の基盤を積む分コストも増えるため、今の所は余計なことを何もしなくて、遅延が少ないモニターが最強です。
リフレッシュレート、応答速度、映像表示の全てがFPS向きなのでオススメ。
Acer XF252QXbmiiprzx 24.5インチ 240hz 0.3ms TN
現時点で一番早い応答速度の240hzゲーミングモニターがコレ。
ガンダムで言うところのゲルググみたいなやつ。
応答速度0.3msとか私の使ってるxl 2540より倍早いんですけど。
フレームのふち(ベゼルって言います)がモノスゴーく薄いのでマルチディスプレイ環境でも境目が気になりません。
こちらもパネルはTNのノングレア。
黒さを調整して暗いところを明るくしたり、画像にメリハリをつけられるBLACKBOOST機能があります。
加えてAMDのグラボを使っていれば先ほど触れたFreeSyncが使えます。
FreeSync有り無しの比較がこちら。
VSyncってのはゲームの設定でよく見る垂直同期のこと。ちなみにG-SYNCはオンにすると勝手に内部でVsyncも設定されます。
垂直同期はFPS(ファーストパーソン・シューター)では基本的に切ってるはずの機能ですが、FreeSyncと組み合わせることでほんのりFPS(フレームパーセコンド)が上がるそうです(AMD談)
RX Vega 64などAMD製グラボを使っているならこちらのモニターの方がオススメ。
最後に
新しいモニター欲しいなーと言う物欲を昇華するために、純粋に自分の欲しいものを書いていくスタイルで記事を書きました。
マジでガンダム欲しい。
マジのマジで買うなら購入順序としてはCPU、マザボ→グラボ→モニターになると思うので頑張ってお金貯めないと…
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